初期値ではなんか変な値になってたので、とりあえずデフォルトボタンを押してみた。
画像安定器のおまけ機能で0IRE-100IRE(NTSC-J)の100%カラーバーを出力、
MonsterTV3Liteでキャプチャした。
なんか微妙におかしい...
輝度が変
色差は問題なし
どうも微妙に沈んでる。輝度が下に引っ張ってる感じ。
ふぬああの設定をNTSC-Jにしてみるけど、何度やってもNTSC-Mに戻ってた。米国仕様なのか...
NTSC-Jの輝度(0-100IRE)をNTSC-M(7.5-100IRE)でキャプチャしていたのが原因だったので、
YUY2で範囲外の値をAviUtlに取り込んで、拡張色調補正で調整。
いい感じになった。
RGBのレベルもOK。やっぱり輝度が原因だった。
カラーバーの見た目はこうなった。青と赤もしっかり色が出てて良好。
ちょうど日曜だったので、深夜流れてるカラーバーをキャプチャしてみる。
地上波デジタルなので放送局と自宅チューナーの特性を見る意味しかないけど...
ちなみに、ここからは拡張色調補正で補正済みの画像。
さすがデジタル放送。
RGBでレベルを見てみる。ちゃんと揃ってるけど75%には届いてない。
これはアナログ放送の適正基準を満たすために、輝度を90%程度に抑える放送業界の慣習のせいらしい。
アナログでは1チャンネルにNTSC信号が入るほど帯域が割り与えられてないので、
圧縮したコンポジット信号でないと適正基準を満たせない。
そこで色差信号の圧縮だけだと色解像度が落ちすぎるので、輝度信号も削るのが一般的だそうな。
デジタル放送自体には必要ない基準だと思うけど、マスター納入時の基準でもあるので色々難しいのかな。
輝度ランプのところも見る
問題なし
最後、輝度レベルの再確認
NTSC-Jなので輝度-2%は潰れてて正常。+2%がゴミのように...
もうちょい輝度を上げるべきだろうか?微妙なところ。+4%はしっかり見えてる。
民放も...こっちは地デジ額縁のSDカラーバー
若干、赤を持ち上げたほうがいいかも...まあ許容範囲
赤青が下に引っ張られてる。これ輝度が引っ張ってるっぽい
このくらいならOKか
ついでにこれも
レベルが揃ってる
綺麗に出てる
一番下も
NTSC-Jなので輝度マイナスは出なくて正常
問題なし
試し録り。上がキャプチャしてリサイズしただけの、素のNTSC色域データ。
下が色域変換でsRGBにしたデータ。
その1
その2
その3
その4