インタレース解除フィルタの設定

AviUtlの「設定」メニューで「インターレースの解除」を選び、「自動フィールドシフト」を指定します。

「自動フィールドシフトの設定」を選ぶと、自動フィールドシフトの設定ダイアログが表示されます。


出力プラグインの使い方

AviUtlの「ファイル」メニューにあるプラグイン出力で、出力に使うプラグインを選択します。

出力プラグインを選ぶと、「名前を付けて保存」ダイアログが表示されます。

「名前を付けて保存」ダイアログで「ビデオ圧縮」ボタンをクリックすると、出力プラグインの設定ダイアログが表示されます。

拡張 AVI 出力 plusの場合は「自動フィールドシフトv6対応」にチェックを入れます。
WMV出力の場合は「WMV出力(AFS6)」が自動フィールドシフト対応になります。



初期設定

自動フィールドシフトv5の初期値は「残像最小化」(解除Lv4)です。
AviUtlのインタレース解除「自動」に近い動作になります。

プラグイン出力から自動フィールドシフト対応プラグイン(拡張 AVI 出力 plus)を選びます。
スムージングがかかっているので、ビデオ設定で出力FPSを120にします。



動き重視設定(スポーツ中継向き)

「動き重視」(解除Lv1)を選択します。
動きが全て残像に変換されるため、動きが最も滑らかに見える設定です。
この設定はフィールドシフトがoffなので、fpsは調整されません。

シーン切り替え時に残像が残らないように、シーンチェンジ検出がonになっています。

フィールドシフトoffの場合、標準のAVI出力でOKです。


映画、アニメーション用設定 (可変fps)

映画やアニメーションなどはフィールドシフトだけで十分縞が消えます。
解除Lv0でもいいのですが、たまに出る横縞を目立たなくしたい場合は「映画/アニメ」(解除Lv3)を使います。
他の設定より動き検出の閾値が高く、細部が潰れにくくなっています。
AviUtlのインタレース解除「自動24fps」で「横縞部分を二重化」する動作に近い設定です。

スムージングがかかっているので、ビデオ設定で出力FPSを120にします。

プラグイン出力から自動フィールドシフト対応プラグイン(拡張 AVI 出力 plus)を選びます。


映画、アニメーション用設定 (24fps固定)

映画やアニメーションなどを24fps固定で出力するための設定です。
動画の処理に詳しい方のみお使い下さい。

プラグイン出力から自動フィールドシフト対応プラグイン(拡張 AVI 出力 plus)を選び、出力FPSを24にします。

なお、部分的に24fps化する場合は他の部分の出力FPSにあわせます。



WMV出力(自動フィールドシフト対応版)の場合

WMVではfps指定の必要がありません。
fpsを指定しなくても、自動フィールドシフトの設定で決まる表示タイミング通りのデータが出力されます。



解除Lvについて

解除Lv0ではインタレースを解除しません。
解除Lv1~5では数字が大きいほど残像が少なくなりますが、動きがぎこちなくなります。
各解除Lvの詳しい処理については添付のテキストをご覧ください。



開発環境
 Visual C++ Toolkit 2003
 Microsoft Platform SDK


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